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【第15回 文化と地域デザイン講座/「本のある工場」にて開催!】 「愛知県長久手市立の劇場・音楽堂「長久手市文化の家」における市民参画と盛んな自主事業」 -全国でも異色の自治体直営によるチャレンジ-

2025年3月20日(土)に第15回文化と地域デザイン講座(兼文化と地域デザイン学会例会)を開催いたします。

今回のゲストは、全国でも異色である自治体直営の文化施設「長久手市文化の家」の館長、生田総さん。長久手市文化の家は改修工事のため現在休館中。この機会に多忙な館長をお招きできる運びとなりました。「めったにない機会」ですので、奮ってご参加くださいませ。

公立文化施設の将来像について、参加者のみなさんと論議したいと願います。



【日時】

2025年3月20日(土)

午後1時~午後3時

(終了後、1時間程度の交流会を予定しています。差し入れ大歓迎!)

【会場】

アカデミックスペース「本のある工場」

(大阪市此花区西九条5-3-10)

(JR大阪環状線・阪神なんば線 西九条駅下車。徒歩7-8分)

(階段で2階の会場に上がります。エレベーターはありません)

※冬場で冷えるため、厚着でお越しくださいませ。

【申し込み】

定員20人。先着順にて受け付けます。

申込はこちら



【開催の趣旨】

地方自治法第244条改正(2003年)のあと、3年の猶予期間を経て、2006年から指定管理者制度が本格的に導入されました。松本は、同制度の推移を見守り続け、中川幾郎・松本茂章編『指定管理者は今、どうなっているのか』(2007年)、松本茂章編『岐路に立つ指定管理者制度 変容するパートナーシップ』(2019年)という2冊の書籍を出版し、研究成果を世に問いかけてきました。長所と弱点が合い半ばする制度として見守ってきたものの、近年、「文化の現場」で勤務した経験を有さない自治体職員が増えており、「将来的にどうなのなるのか」との疑問も感じるところです。


そこで、第15回文化と地域デザイン講座では、全国でも異色である自治体直営の文化施設長久手市文化の家の館長をお招きして、現状の管理と運営を語っていただこうと企画いたしました。長久手市文化の家は、郊外に暮らす市民たちと劇場側が協働する姿が印象的で、実に興味深い事例であります。


◆長久手市文化の家

1988年開館。森のホール(717席)、風のホール、光のホールの3施設と生涯学習機能を備えたアートリビング施設を有する。専門職員、および創造スタッフ(音楽、美術、演劇など)を雇用して数多くの自主事業を行い、社会包摂や市民協働等に取り組んできた。市民企画事業では、会場を無償提供する。資金提供はできないものの、職員らが運営を手伝う。市民から館長を登用したこともあった。


◆長久手市とは……

人口約6万人。名古屋市と隣接する典型的なベッドタウンで、人口が急増している。戦国時代の「小牧・長久手の戦い」で知られる。2005年に愛知万博が開かれたのち、2012年に「市」に昇格した。「本のある工場」の地元・此花区では、2025年に大阪・関西万博が開かれる。そこで「万博開催中はどうだったのか」「ポスト万博はどのように推移したのか」などの話題も聞けそうだ。




詳細は下記資料をご覧ください。




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